EV充電器のクレジットカードによる決済システムを共同開発
福西電機株式会社(以下「福西電機」)、旭精工株式会社(以下「旭精工」)、キョウリツエレクトロニクス株式会社(以下「キョウリツエレクトロニクス」)、株式会社ショットツープレイ(以下「ショットツープレイ」)、株式会社ネオシステム(以下「ネオシステム」)、株式会社リンク・プロセシング(以下「リンク・プロセシング」)の6社は、電気自動車(以下「EV」)用充電器の利用において、利用者をクレジットカードで個人認証し課金、徴収出来る「クレジットパ・チャ・ポシステム」(以下「クレジットパ・チャ・ポ」)を開発しました。
【サービスの特徴】
1)クレジットカードによる個人認証と利用料金の支払いが可能
EV充電器を利用する場合、クレジットカードを使用して個人認証を行い、EVの充電で利用した利用料金は、予め登録をして認証で使用したクレジットカードによって支払われます。クレジットカードは「JCB」「VISA」「MASTER」「AMEX」「DINERS」の5大ブランド全てが利用可能です。
2)設置者の利便性
利用場所や利用時間などのデータはソフトバンクモバイルの3G回線を通じてクレジットカード会社、ソフトバンクテレコムのクラウドデータセンターに送信され管理される為、設置者が運用、管理に関わる必要は一切なく、利便性の高いシステムになっています。また、利用料金については設置者が任意に設定出来ます。
3)セキュリティの確保
EV充電器の制御には、先に日本産業技術大賞審査委員会特別賞や澁澤賞を受賞した九州電力株式会社のEVコンセントの技術が採用されており、コンセントの不正利用や安全性に対しての対策がとられているため、セキュリティの観点からも安心です。
4)複数台の充電管理が可能
クレジットパ・チャ・ポでは、クレジット認証装置1台で、現在のところ32台の充電コンセントを制御する事が出来る為、充電予約や輪番充電などを行う事も可能です。将来的にはさらに制御台数を増やすことも検討しています。集合住宅や貸し駐車場など、受益者負担が要求されるロケーションに低予算で複数台の充電設備設置が出来ます。
クレジットパ・チャ・ポを搭載したEV用充電器は、2012年1月18日より東京ビッグサイトで開催されるEV・HEV駆動システム技術展(EV JAPAN)に出展し、受注を開始します。
【各社の主な役割】
■ユーザーの個人認証が出来る「パ・チャ・ポ」の充電管理システムの提供。
福西電機、ネオシステム、ショットツープレイ
■EV用充電器のクレジット決済システム開発製造と提供。
旭精工、キョウリツエレクトロニクス
■クレジットカード決済センター。
リンク・プロセシング
■EV用充電器をインターネットに接続する通信サービス及びクラウドサービスの提供。
ソフトバンクモバイル株式会社、ソフトバンクテレコム株式会社
【お問い合わせ先】
福西電機株式会社(大阪市北区)
エンジニアリング本部 開発推進部 担当者 菊池・中村
06-6881-2962